1/700 アオシマ 飛龍製作 ① キットレビュー
今回この積み(罪)プラの中から選ばれたのは
飛龍になりました。
元々WoWSというゲームに影響されて軍艦に興味を持ち、艦船模型を始めたわけですが、色々知るうちにミッドウェー海戦で沈んだ空母4隻を並べるのが目標になりました。
でもやるからにはウデを上げてからエッチングやらを使って完璧に仕上げたいなと思ってたんです。
しかしそれだといつまで経っても触る時が来ないなと思い挑戦することに決めました。
航空母艦 飛龍とは
飛龍は大日本帝国で1939年7月5日に竣工した中型空母で、太平洋戦争前期の空母機動部隊の中核を担いましたが、1942年6月ミッドウェー海戦にて沈没しました。
もともと蒼龍の同型艦として建造される予定でしたが、軍縮条約破棄により制限が無くなり大型化、蒼龍の15900トンから17300トンになりました。
飛龍と蒼龍の外見の違いとして艦橋の位置が挙げられます。
日本の空母で艦橋が左にあるのはこの飛龍と赤城だけでした。
これは同時期の空母と別々の位置につけることによって位置による影響を比較研究するためだったのですが、結局右側の方が着艦時に有利と分かり、以降は全て左側に造られることになります。
ミッドウェー海戦では他の3隻の空母が攻撃を受け戦闘不能になる中、上手く攻撃を回避した飛龍は一人米空母ヨークタウンへ反撃します。
しかしその後米艦載機が残る飛龍に殺到、遂に撃沈されてしまいますが、手負いのヨークタウンも潜水艦イ-68に追撃され撃沈、一矢報いることに成功しました。
この戦いで日本は空母4隻を失う以上に、多数の優秀なパイロットを失ってしまったためにこのあとの戦いで苦戦を強いられることになります。
もっと詳しく書こうと思いましたが興味がありましたらWiki等にすごく詳しく載っているので読んでみて下さい。
早速ランナーを見ていきます。
まずは目を引くのが一体成型の船体と1枚でできた甲板です。
木目も金属の滑り止めもモールドされていますが、一部木目のモールドが薄く消えてる箇所がありました。
金型が傷んでるんでしょうか。
船体横のディテールは少しぼてっとした印象。
そして船首が太い?ですかね。
資料は持ってないので実際にはどうなのかは分からないので正解は分かりませんが多分削って尖らせると思います
3-17番パーツのランナー。
主に甲板の横に広がる機銃の台座です。
星型の支柱がキチンとありますね。
18-64番の艦橋や煙突などのランナー。
アンテナなど細いパーツがあるので折らないように気をつけなければなりません。
日本空母の特徴はなんといってもこの曲がった煙突ですよね。
自分は最初に見た時排水口かなんかだと思いました。
こちらは艦載機のランナー。
左上がゼロ戦、左下が彗星?、右上が99艦爆、右下が97艦攻だと思います。
これだけだと寂しいのでヨークタウン攻撃時の99艦爆18機は用意したいですね。
そして最後はウォーターラインシリーズお馴染みの共用パーツ。
大型艦用のが3枚も付いてきました。
買ってるキットがほぼWLなせいでパーツ数個使っただけのランナーが何枚もあるのでこれは開けなくても作れそうです。
さて、製作方針ですがほぼ完璧な素組みになりそうです。
空中線くらいは挑戦しようかなと思っていますが上手くいくかどうか…
一応用意はしてあります…!(高かった)
とりあえず、基本を丁寧にをモットーに作っていきます。